2018年12月16日(日) 19:00
▲アドマイヤマーズで見事優勝しガッツポーズ(c)netkeiba.com
開催終了直後にミルコ騎手が自身のレースを振り返る当コーナー。今週はもちろん、勝利した朝日杯FSを回顧します!
強敵、C.ルメール騎手騎乗のグランアレグリアをどう意識していたのか。道中の心理も明かします。
(※その他、ミルコ騎手が当週のレースへの手応えを語る「今週の手応え」、マネージャーさんが素顔のミルコ騎手を激写する「ミルスタ」、新サービス『週刊netkeiba』オリジナルコンテンツとなります)
Ciao Mi Chiamo ミルコです!
今週のレース説明は、なんと言っても今終わった、朝日杯フューチュリティステークス!
なんとアドマイヤマーズで勝たせてもらったよ! やったよ!!!
うれしー!! 本当に嬉しい!
デビューからずっと乗せてもらった馬でGIを勝てることは本当に嬉しい。友道先生とは今年、エタリオウ(菊花賞)でも悔しい思いを共にして、本当に今回リベンジできてよかった。
レースは、スタートの上手い馬だから全く心配していなかった。クリストフとグランアレグリアがスタートが速く、前目のポジションを取った。その後、外からイッツクールが来たことで、ぺースが少し速くなる気がした。それを見てポジションを少し下げ、クリストフを見るような形を取った。
そして迎えた4コーナーではいい脚の持続力が自慢の馬だから早めに仕掛け、そっと外目のいい芝を選ぶことが出来た。あとは本当にみなさんが見ての通り、いい脚を使いそのまま勝ってくれた。
▲グランアレグリアを見る形を取り、いい脚を使って勝ってくれた(c)netkeiba.com
本当に賢くレースが上手い馬。一戦一戦、レースセンスが上がり、まだまだ底を見せていないと思わせてくれた。僕にとっては4回目となる朝日杯フューチュリティステークス制覇だけど、全部自分が乗った馬で勝ったのは初めてだった。
本当に嬉しいよ。ずっと悔しい思いをしてきて、すごく気持ちいい勝利。でも、まだまだ勝ちたい。まだまだ、みんなと喜びを共有したい。
僕を支えてくれているのは関係者の皆様や僕を応援してくれるファンのみんな。本当にありがとう、そして、これからもよろしくお願いいたします。
(文中敬称略)
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ミルコ・デムーロ
1979年1月11日、イタリア生まれ。弟のクリスチャン・デムーロはイタリアのジョッキー。1997年から4年連続でイタリアリーディング。1999年に初来日。2003年、ネオユニヴァースの皐月賞でJRAGI初制覇。続くダービーも制し、外国人ジョッキー初の東京優駿制覇。2015年3月1日付けでJRAジョッキーに。
プロフィール
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