差し馬優位のホープフルS

2018年12月25日(火) 12:00

波乱の目は展開・レースの流れにあるか

 ホープフルSはGIIになって以降で5回目、GIに昇格して2回目。まだデータで語るには回数が少ないが、レースのテイストは見えてきつつある。

 ヤマを張るなら、上がりのかかる競馬・差し決着というシナリオだろう。ここ2年はいずれも3コーナー9番手以下の馬が馬券圏内を独占し、1番人気馬が上がり最速で勝っているがその上がりタイムは35.7秒、35.5秒とかかっている。

 中山芝2000mはご存知のとおり皐月賞も行われるコースだが、その皐月賞は何年かに一回いきなり持続力型の天下になって、それまで・・・

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須田鷹雄

1970年東京生まれ。競馬評論家、ギャンブル評論家。中学生時代にミスターシービーをきっかけとして競馬に興味を持ち、1990年・大学在学中に「競馬ダントツ読本」(宝島社)でライターとしてデビュー。以来、競馬やギャンブルに関する著述を各種媒体で行うほか、テレビ・ラジオ・イベントの構成・出演も手掛ける。競馬予想に期待値という概念を持ち込み回収率こそが大切という考え方を早くより提唱したほか、ペーバーオーナーゲーム(POG)の専門書をはじめて執筆・プロデュースし、ブームの先駆けとなった。

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