2018年12月29日(土) 18:00
中山金杯は18年セダブリランテス(母父ブライアンズタイム)、17年ツクバアズマオー(母父ジャイアンツコーズウェイ)、16年ヤマカツエース(母父グラスワンダー)、15年ラブリーデイ(母母母父リアルシャダイ)と、4年連続でロベルトの血を引く馬が勝っている。17年2着クラリティスカイや16年2着マイネルフロストもロベルト持ちで、同コースのホープフルSもロベルト持ちが強い。またレース上がりがかかった18年(2着ウインブライト)、17年(1着ツクバアズマオー)、14年(1着オーシャンブルー)はいずれもステイゴールド産駒が連対している。今回取り上げた5頭ではエアアンセムとサンマルティンがロベルト持ちで、アドマイヤリードとマウントゴールドがステイゴールド産駒。(解説:望田潤)
アドマイヤリード
母ベルアリュールはヴァントー賞(仏G3・芝1850m)勝ち馬。母系の奥にはカラムーンやリヴァーマンなどフランス血脈の斬れ味が入る。ウオッカ、ミッキークイーン、クイーンズリングなど・・・
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望田潤
競馬ライター。血統評論家。育成牧場従業員を経て競馬通信社編集部に在籍、そこで笠雄二郎著「日本サラブレッド配合史」の影響を強く受ける。サイト「血統屋」「競馬道ONLINE」月刊誌「サラブレ」「ECLIPSE」などで血統に関するコラムや予想を執筆中。共著「パーフェクト種牡馬辞典2018-2019」も好評発売中で、馬主・生産者の配合アドバイザーも務める。ブログ「血は水よりも濃し」http://blog.goo.ne.jp/nas-quillo
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