菊花賞からの馬は相性が良い日経新春杯

2019年01月11日(金) 18:00

意外に堅く決まるハンデ戦だが…

 日経新春杯はハンデ戦のわりに堅いところのある重賞で、過去10年全馬を均等買いした場合の回収率は単複ともに60%台。一見危険な人気馬のように見える馬があっさり来てしまうようなこともあるので、あまり考えすぎないほうがよいのかもしれない。

 1番人気になるかどうかはともかく、上位人気になりそうなのがグローリーヴェイズ。4歳馬の強いレースだし、中でも菊花賞からという馬はこのレースと相性が良いので、素直に評価するほうがよいのかと思う。この馬自身菊花賞当時は人気薄で5着だったわけで正直どの程度強いのか計りかねるが、・・・

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須田鷹雄

1970年東京生まれ。競馬評論家、ギャンブル評論家。中学生時代にミスターシービーをきっかけとして競馬に興味を持ち、1990年・大学在学中に「競馬ダントツ読本」(宝島社)でライターとしてデビュー。以来、競馬やギャンブルに関する著述を各種媒体で行うほか、テレビ・ラジオ・イベントの構成・出演も手掛ける。競馬予想に期待値という概念を持ち込み回収率こそが大切という考え方を早くより提唱したほか、ペーバーオーナーゲーム(POG)の専門書をはじめて執筆・プロデュースし、ブームの先駆けとなった。

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