2019年01月19日(土) 18:00
79回の歴史を持つ菊花賞を、史上最少のキャリア3戦で勝ったフィエールマン(父ディープインパクト)は、同時に史上初めて距離経験1800mまでしかない型破りな菊花賞馬だった。
そのフィエールマンが今回はまた、ここまで59回の歴史を持つアメリカJCCでめったにない記録に挑戦する。
前年の菊花賞馬が有馬記念などに出走せず、ひと息入れ、次走に1月のアメリカJCCを選んだケースは史上3頭だけ。73年タケホープ(1着)、75年コクサイプリンス(2着)、76年グリーングラス(1着)である。
かつて菊花賞は11月中旬だった。また・・・
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柏木集保
1948年、長野県出身、早稲田大卒。1973年に日刊競馬に入社。UHFテレビ競馬中継解説者時代から、長年に渡って独自のスタンスと多様な角度からレースを推理し、競馬を語り続ける。netkeiba.com、競馬総合チャンネルでは、土曜メインレース展望(金曜18時)、日曜メインレース展望(土曜18時)、重賞レース回顧(月曜18時)の執筆を担当。
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