2019年01月27日(日) 18:00
東京新聞杯は安田記念やマイルCSと比較すると、ペースが緩んで上がりのケイバになりがちだ。だからハーツクライ産駒で秋華賞2着のリスグラシューや、タニノギムレット産駒で芝1800で2勝のブラックスピネル、クロフネ産駒で府中牝馬S勝ちホエールキャプチャなど、ピュアマイラーではないような中距離寄りのタイプが勝てるレースになりやすい。ディープインパクト産駒は近5年[2-4-0-11]で毎年連対している。(解説:望田潤)
インディチャンプ
アウィルアウェイの3/4兄。母母トキオリアリティーは名繁殖で、リアルインパクト、ネオリアリズム、アイルラヴァゲインの母でアペルトゥーラの母母でもある。ステイゴールド×キングカメハメハはステイフーリッシュと同じ。イン伸び馬場のスローをものともせず、大外からアッという間に差し切った前走は桁違いだった。父も牝系も成長力抜群なだけに、4歳の今年は飛躍の年だろう。
距離◎ スピード○ 底力◎ コース◎
タワーオブロンドン
母母シンコウエルメスはジェネラスの妹。また、エルノヴァの母でソーベツ(サンタラリ賞)やディーマジェスティの母母。父レイヴンズパスはQエリザベス二世S(英G1・芝8F)とBCクラシック(米G1・AW10F)に勝った。母父ダラカニは凱旋門賞馬。いずれはもっと短距離に寄ってきそうな体つきをしているが・・・
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望田潤
競馬ライター。血統評論家。育成牧場従業員を経て競馬通信社編集部に在籍、そこで笠雄二郎著「日本サラブレッド配合史」の影響を強く受ける。サイト「血統屋」「競馬道ONLINE」月刊誌「サラブレ」「ECLIPSE」などで血統に関するコラムや予想を執筆中。共著「パーフェクト種牡馬辞典2018-2019」も好評発売中で、馬主・生産者の配合アドバイザーも務める。ブログ「血は水よりも濃し」http://blog.goo.ne.jp/nas-quillo
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