タイムのかかる馬場なら、パワー兼備の追い込み型/根岸S

2019年01月26日(土) 18:00

タフな芝のシルクロードSも、狙いはパワー型

 今年のGI第一弾「フェブラリーS」の前哨戦。過去10年、根岸SをステップにフェブラリーSで馬券(3着以内30頭)に関係した馬は6頭にとどまる。

 思われるほど強い結びつきはなく、その6頭の根岸Sの成績は「3,1,1,2,1,1」着。根岸Sを勝ち負けするくらいでないと、GIフェブラリーSでの好走はムリ、という関係を示している。

 1分22秒0以内の速い時計をもつ馬が4頭もいるが、ほとんど降雨のない今年のダートは乾燥しているため(不凍液を使用するシーズンなので多量の散水はできない)、勝ちタイムは1分23秒0前後に落ち込む公算大。

 JRAレコードの1分20秒3・・・

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柏木集保

1948年、長野県出身、早稲田大卒。1973年に日刊競馬に入社。UHFテレビ競馬中継解説者時代から、長年に渡って独自のスタンスと多様な角度からレースを推理し、競馬を語り続ける。netkeiba.com、競馬総合チャンネルでは、土曜メインレース展望(金曜18時)、日曜メインレース展望(土曜18時)、重賞レース回顧(月曜18時)の執筆を担当。

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