「特定のグループが強い」という傾向を見出しづらい東京新聞杯

2019年02月01日(金) 18:00

自分で競馬を作れる長所を生かして巻き返しを

 前走クラス別成績や年齢別成績など、特定のグループが強いという傾向を見出しづらいのが東京新聞杯。あまりこだわらずに、馬そのものの力量と特性を見るのがよいかもしれない。

 人気はタワーオブロンドンだろうか。NHKマイルC以外は安定した着順のこの馬。東京コースも悪くはない。斤量の絶対値(57キロ)に限界があるとも考えられず、やはりシルシの対象にはせざるをえない。ただ配当妙味は無いので、軸にするかどうかは個人の判断だ。

 インディチャンプは・・・

続きはプレミアムサービス
登録でご覧になれます。

登録済みの方はこちらからログイン

バックナンバーを見る

このコラムをお気に入り登録する

このコラムをお気に入り登録する

お気に入り登録済み

須田鷹雄

1970年東京生まれ。競馬評論家、ギャンブル評論家。中学生時代にミスターシービーをきっかけとして競馬に興味を持ち、1990年・大学在学中に「競馬ダントツ読本」(宝島社)でライターとしてデビュー。以来、競馬やギャンブルに関する著述を各種媒体で行うほか、テレビ・ラジオ・イベントの構成・出演も手掛ける。競馬予想に期待値という概念を持ち込み回収率こそが大切という考え方を早くより提唱したほか、ペーバーオーナーゲーム(POG)の専門書をはじめて執筆・プロデュースし、ブームの先駆けとなった。

関連情報

新着コラム

コラムを探す