2019年02月15日(金) 12:00
先週は雪の恐れで3日間開催となりましたね。
こうなると予定が狂ってしまい、関わる馬も人も大変…。
クイーンCにおいては、戦歴の浅い明け3歳牝馬たち。特に栗東からの輸送となった人馬にとっては予定外の3日泊。
調教なども含めて、調整も大変だっただろうなぁ〜と感じる中で、クロノジェネシスは危なげないレース振りでの勝利。着差以上の強さと安定感。五分のゲートもきれましたし、本番に向けて楽しみが広がる内容でした。
一方、日曜日に行われた京都記念は、ブラックバゴが動いた際、スッと外目の動ける位置に馬を誘導したダンビュライト松若騎手の判断が、勝利の要因だったように思えます。
この馬はルーラーの血が騒ぎだしたのか?馬場入りでの難しさがあり、GI出走取消しということもあっただけに、関係者の皆様にとっては大きな喜びとなったことでしょう。
そして2歳王者始動となった共同通信杯ですが、アドマイヤマーズは若干気負いが見受けられるケハイと内容でした。と同時に皐月賞に関してはもう1ハロン延びる点に若干の心配を感じる一方で、東京の1800よりは中山の2000の方がレースそのものはしやすいようにも思えます。
また追いきりの素晴しい動きに、個人的にも期待をしていたフォッサマグナは4着。体型や走りに、この馬こそ距離の壁があったかな…という印象を受けました。
ただあの走りには高い能力を感じますので、今後も注目の1頭だと感じます。
さて今週はGIフェブラリーステークスとなります。
栗東から変わり身を感じるのは、サンライズの2頭。ソアとノヴァ。特にソアにおいては、顔つきが今までと違い、落ち着いた表情。
前走も自分の形でない中で3着と好走しており、ようやく心身のバランスがとれてきた印象を受けます。また相手は一気に強くなりますが、サクセスエナジーも好馬体。華奢な感じがなくなり、以前とは別馬。外枠に入れば、押さえたい1頭です。
そして藤田菜七子騎手騎乗のコパノキッキングは、いつも放牧明け2戦目が良くなるとのことで、担当の柴田助手は「前走以上のデキにあるし、近走の中では1番」と話されており、レース内容も含めて楽しみです。
予想においては、もう少し考えます。
マイルの左まわりとなりますが、ポテンシャルの高さと鞍上でオメガパフュームも気になりますし…。
それでは皆さん、週末は競馬場もしくはフジテレビ「みんなのKEIBA」でお逢いしましょう。ホソジュンでしたぁ。
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細江純子
愛知県蒲郡市出身。JRA初の女性騎手として96年にデビュー。2000年には日本人女性騎手初の海外勝利を挙げ、01年6月に引退。 現在はホース・コラボレーターとして、フジテレビ系『みんなのKEIBA』などに出演。
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