「将棋の駒に例えれば、“金”」サトノルークスの自在性にS級評価!/丹下日出夫のPOG手帖

2019年02月25日(月) 20:00

クラシックホースを探せ!

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『POGの王道』でおなじみの丹下日出夫が、ダイジェスト映像とともに週末に行われた全2歳戦のなかから、今後クラシック戦線で有力になるであろう若駒たちをピックアップしてご紹介! 昨年時のレースぶりからは、本格化までにもう少し時間がかかりそう…なんて印象を覆すパフォーマンスですみれSを快勝したサトノルークス。瞬発力と持久力を兼ね備え、死角のないレースぶりを見せた自在性バツグンの同馬は、将棋の駒で例えるなら、全方位に動ける“金”!? 大将格・王将に化ける日は近いかも…(※評価はS〜Eの6段階)

サトノルークス(牡・ディープインパクト×リッスン)

■24日(日):阪神10R・すみれS(L)/芝2200m/2分13秒6

 全姉タッチングスピーチはローズS勝ち、成長曲線はやや遅め。勝ち上りはデビュー二戦目、11月24日の京都・芝1800m。モレイラが跨り1分48秒4というタイムで快勝したが、本領発揮までに、何段階かステップを踏む必要があるかもしれないなぁ…。

 なんて、三戦目に選んだのは、暮れの阪神・1800mの500万の平場。1000m通過・59秒6-マイル通過・1分35秒2という澱みのないミドルペースを経験、時計も1分47秒4に一気に短縮。この記録で、2勝目を挙げたことで、クラシック出走の最低権利は獲得した。

 考えてみれば、このローテーションは、あのサトノダイヤモンドと同じかも? (血統やシルエットは異なるが)。陣営は、それほど才能を高く評価しているのか? すみれS前の調教師やジョッキーのインタビューなど眺めていると、なるほど端々に、自信のほども見て取れる?

 まだ時折・・・

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