【スプリングS】マイラー資質で制覇するレース 人気のディープ産駒は過信禁物

2019年03月10日(日) 18:00

ここ5年の勝ち馬で、古馬になって2200m以上の重賞を勝ったのはキタサンブラックだけ。ステルヴィオはマイルCS、ロサギガンティアは阪神Cに勝ち、ウインブライトは中山記念連覇。マウントロブソンは芝1800mの福島TVオープンに勝った。古馬になるとマイラーとして完成するようなタイプが勝ちやすいのがスプリングS、といえるだろう。ディープインパクト産駒は[1-2-1-8]、上位人気で裏切るケースが目につく。(解説:望田潤)

クリノガウディー

 クリノビスケットやクリノハッチャンの甥でクリノクーニングのイトコ。スクリーンヒーロー×ディアブロはグァンチャーレと同じ。朝日杯ではイン伸び馬場のラチ沿いを立ち回って2着。先行勢総崩れの東スポ杯でもそんなに負けていない。ヘイロー4×4で機動力も感じさせる走りだから・・・

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望田潤

競馬ライター。血統評論家。育成牧場従業員を経て競馬通信社編集部に在籍、そこで笠雄二郎著「日本サラブレッド配合史」の影響を強く受ける。サイト「血統屋」「競馬道ONLINE」月刊誌「サラブレ」「ECLIPSE」などで血統に関するコラムや予想を執筆中。共著「パーフェクト種牡馬辞典2018-2019」も好評発売中で、馬主・生産者の配合アドバイザーも務める。ブログ「血は水よりも濃し」http://blog.goo.ne.jp/nas-quillo

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