2019年03月18日(月) 20:01
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『POGの王道』でおなじみの丹下日出夫が、ダイジェスト映像とともに週末に行われた全3歳戦のなかから、今後クラシック戦線で有力になるであろう若駒たちをピックアップしてご紹介! 牡馬牝馬ともに本番まで1ヶ月を切り、1冠目に向けたクラシック路線もいよいよ大詰めです。今週はフラワーCをレースレコードで楽々と逃げ切ったコントラチェック、石川裕紀人騎手とともに培ってきた成果が花開いたエメラルファイトなど重賞3競走を含むどれも見逃せないラインナップでお送りします。(※評価はS〜Eの6段階)
■16日(土):中山11R・フラワーC(GIII)/芝1800m/1分47秒4
馬体重は前走の菜の花賞とかわらず、しかしパドックの周回は確実にゆったり。心身ともに進化したなぁ。
抜群のスタート、スピード装置が他とは違いすぎる。自分のリズムで走ると、自然とハナへ。ジョッキーは少し立ち気味ながら、1000m通過・1分0秒5という流れも、この馬にとっては楽々のマイペース。4コーナーを回りフォームを正し、上り3Fは11秒8-11秒2-11秒9。後続には2馬身半差、1分47秒4は、中山で行われたフラワーCでは文句なしの好記録だった(2011年のトレンドハンターの1分47秒0は阪神開催)。
何かしらもうひとつ叩いて、NHKマイルCかオークスか。桜花賞はないかもしれないという発表はあったが、気の強いお嬢様気質だが、関西への輸送も案外ケロリとこなしたりして。【評価S/適性・芝1800m】
■16日(土):阪神11R・若葉S(L)/芝2000m/2分2秒1
前走比マイナス8キロで出てきたが、身体はむしろ張っている。調教の質や量をあげつつ、ギリギリではなくワンステップアップをはたす。これぞ中内田流、腰が充実したことで発馬も楽になった。
頭の中でピッチをはかりつつ、・・・
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