2019年03月24日(日) 18:00
netkeibaでは毎年GW明けに公開している「POGマル秘リスト」を、今年は注目馬をピックアップした形で先行公開。今週まではドラフト下位で抑えておきたい馬を紹介します。
今後の公開スケジュール予定
3/10、3/17、3/24:ドラフト下位で指名したい馬
3/31、4/7、4/14、4/21:ドラフト中位で指名したい馬
4/28、5/12、5/19:指名すべき!馬
5/19、5/26:反則してでもとりたい!馬
フサイチパンドラの2017
牡/厩舎未定
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母はエリザベス女王杯優勝(2着も1回)、オークス2着。繁殖入りしスペルヴィア(父シンボリクリスエス・2勝)を長兄とし、ほぼ毎年子供を送り出してきたが、1勝級が続いた。ジリ貧気味だったところに、7番仔アーモンドアイが出現。現3歳のユナカイト(父ヨハネスブルグ)は1勝。つい先日のアネモネSを3着に入線した。本馬はアーモンドアイがまだ走り始める前、セレクトセール当歳で4600万で落札。アーモンドアイとは規格が違うが、目下15-15の調教は消化できている。
グレイトオーサー
牡/美浦・堀宣行厩舎
長女ディアデラマドレは(父キングカメハメハ)、府中牝馬Sほか重賞3勝。ディアデルレイは7勝、ハービンジャー産駒のサンマルティンは6勝、ドレッドノータスは京都2歳S優勝。GIには手が届かないが、OP級を次々と送り出している。9番仔の父はノヴェリスト。兄たち同様、1歳時から500キロ近くある大型馬。ただ難しいところのあった兄姉たちと違って性格はおっとり。育成過程も極めて順調、コントロールも効く。ダートよりのパワー型の可能性も残るが、ノヴェリストの代表産駒となるかもしれない。
キングスローズの2017
母はニュージーランド3歳牝馬チャンピオン、オーストラリアの重賞でも好成績をおさめた。一番仔サトノアーサー(ディープインパクト)は、セレクトセール・1億9千万余の高額馬。ダービー10着でクラシックを終えたが、古馬になりエプソムC優勝。現3歳の二番仔(父ロードカナロア)は未出走。三番仔の本馬のセリ価格は2億7000万。母譲りの上品なシルエットを有し、血統は特A級の逸材。ただ、この血統は成長曲線は総じてゆっくりめ。デビュー時期など未確定な面が多く、POGという舞台では走れば儲けもの、ドラフトの押さえだろう。
アルディエンテ
牡/美浦・古賀慎明厩舎
長男ソングオブウインド(父エルコンドルパサー)は、神戸新聞杯3着を助走として、菊花賞をレコ勝ち。ハイペースの展開にも恵まれたが、驚異の追い込み一気を決めた。晩成系の長距離血統だけに、兄姉たちは本格化のタイミングがつかみ辛かったが、本馬は長男を彷彿させる艶光りした青毛。幅はあまりないが、1歳時から四肢と肌に張りがあり、6月の東京デビューが見えてきた。エイシンフラッシュ産駒は1勝はするが2勝以上、オープンの壁に泣く仔が多いが、産駒一番のホームランバッターに育つ可能性あり。
レヴドゥギャルソン
牡/栗東・高野友和厩舎
二番仔ファンディーナ(父ディープインパクト・青鹿毛)は、フラワーC圧勝。皐月賞に殴り込みをかけ1番人気の支持を集めた(7着)。皐月賞の疲れは思った以上に重く、3歳暮れのリゲルSをもって引退となったが、オークスから牝馬GIへ進めば違った展開があったかもしれない。現3歳・3番仔クードメイトル(父ヴィクトワールピサ・牝・栗毛)は、3月の阪神2000mのデビュー戦を大楽勝。ひとつ下のハーツクライ産駒は栗毛、馬体は大ぶり。やや遅めのパワー型の血統だけに、トモ高で体型は子供っぽいが、ポテンシャルは高い。
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