本番の距離に不安のない今年の2頭/フローラS

2019年04月22日(月) 18:00

東京2000mを好内容で乗り切った自信は大きい

 春の東京、京都に舞台が移って、フローラS、マイラーズCを中心に高速レースが展開され、21日の京都2200m(1000万下)では、4歳ネプチュナイト(父ルーラーシップ、5歳ダンビュライトの全弟)が、日本レコードの2分09秒7で勝った。

 オークストライアルのフローラSも、レースレコードとタイ記録の1分59秒5(前半60秒6-後半58秒9)の決着。インから馬群をすり抜けて外に回ったウィクトーリア(父ヴィクトワールピサ)と、そのままインを衝いたシャドウディーヴァ(父ハーツクライ)が内と外に分かれてきわどいハナ差の1着、2着。オークスへの優先出走権を獲得した。

 勝ったウィクトーリアは、同じ美浦の小島茂之厩舎の所属だったブラックエンブレム産駒。母は2008年のオークスをトールポピーの4着(0秒3差)に惜敗したが・・・

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柏木集保

1948年、長野県出身、早稲田大卒。1973年に日刊競馬に入社。UHFテレビ競馬中継解説者時代から、長年に渡って独自のスタンスと多様な角度からレースを推理し、競馬を語り続ける。netkeiba.com、競馬総合チャンネルでは、土曜メインレース展望(金曜18時)、日曜メインレース展望(土曜18時)、重賞レース回顧(月曜18時)の執筆を担当。

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