【京王杯スプリングC】ペースにバラつきがあるのでその読みが重要 Hペース高速決着ならストームキャット重視

2019年05月05日(日) 18:00

東京芝1400で行われる安田記念のステップレース。例年多頭数なのに超スローにも超ハイにも振れるので、ペースや展開の読みがまずポイント。良馬場でペースが流れて1分19秒台の高速決着になったときは(18年,16年,14年)、サトノアラジン(母父ストームキャット)、レッドスパーダ(母父ストームキャット)、サトノアレス(3代母クリムゾンセイント)と、ストームキャットの血を引く馬が必ず馬券に絡んでいる。ただしここで取り上げた5頭はストームキャットの血を引かない。(解説:望田潤)

スマートオーディン

 タガノラルフの3/4弟で、母レディアップステージはプリティポリーS(愛G2・芝10F)勝ち馬。母父アルザオはディープインパクトやルックトゥワイスの母父でもある。長期休養から復帰後は折り合いを欠いて伸びきれないレースが続いていたが、1400mの阪急杯では最後方で折り合いがつきついに爆発。母のサーゲイロードクロスの影響で前駆のいい走りだから、阪神内回りより東京のほうが合っている。

距離○ スピード◎ 底力○ コース◎

タワーオブロンドン

 母母シンコウエルメスはジェネラスの妹で・・・

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望田潤

競馬ライター。血統評論家。育成牧場従業員を経て競馬通信社編集部に在籍、そこで笠雄二郎著「日本サラブレッド配合史」の影響を強く受ける。サイト「血統屋」「競馬道ONLINE」月刊誌「サラブレ」「ECLIPSE」などで血統に関するコラムや予想を執筆中。共著「パーフェクト種牡馬辞典2018-2019」も好評発売中で、馬主・生産者の配合アドバイザーも務める。ブログ「血は水よりも濃し」http://blog.goo.ne.jp/nas-quillo

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