2019年05月09日(木) 19:00
こんにちは、むねひろ よしたかです。
先日アメリカで行われたケンタッキーダービー(G1)(ダ二千)は大波乱の結果に。その最大の要因は、1番人気で『1』着入線したマキシマムセキュリティが降着処分になってしまったことが挙げられます。
主要開催国の降着制度には「カテゴリー1」と「カテゴリー2」の2つがあります。
「カテゴリー1」……『その走行妨害がなければ、被害馬が加害馬に先着していた』と裁決委員が判断した場合、加害馬は被害馬の後ろに降着。
「カテゴリー2」……『その走行妨害が、被害馬の競走能力の発揮に重大な影響を与えた』と裁決委員が判断した場合、加害馬は被害馬の後ろに降着。
アメリカは「カテゴリー2」。日本も以前は「カテゴリー2」でしたが、2013年から「カテゴリー1」に変更されました。基準が全く違います。ケンタッキーダービーがもし「カテゴリー1」の国で行われていたならば、マキシマムセキュリティは降着になっていなかったと思われます。
ただ、先頭を走っている馬が勝負所であの進路取りをしてしまっては、後続に重大な影響を与えたことを否定することは出来ません。
どちらの基準が正しいとか優れているとかいう論議ではなく、競馬に重大な影響を与えた馬を降着とする「カテゴリー2」の方が私は個人的にはしっくりきます。
日本から挑戦したマスターフェンサーは・・・
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棟広良隆
日本屈指の理論派で、高配当馬券に注目する“競馬穴リスト”。馬場レベルを基本とする『激走レンジ<range>』を駆使するのは既に有名だが、『馬券の買い方』についてもこれまで世になかったメカニズムを発表し、第一人者となる。グリーンチャンネル『KEIBAコンシェルジュ』でも活躍中。主な著書に『同じ予想でプラスになる人、ならない人』など。 公式ホームページ名は『ムネヒロネット』。
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