上位勢の実力拮抗で難解なヴィクトリアマイル

2019年05月10日(金) 18:00

阪神牝馬S上位組は基本的に推したいが…

 見るからに難しそうなヴィクトリアマイル。ミナレット(2015年18番人気3着)ほど破壊力のある穴が出るかはともかく、なにかしらひねった予想は必要になりそうだ。

 過去の実績がある馬で、良い流れで来ている馬といえばミッキーチャーム。秋華賞はとんでもないのが1頭いただけ、中山牝馬Sは強い馬が上位に来るとは限らないレース……と考えれば今回は普通に買いやすい。阪神牝馬Sが1600mになってから本番と繋がりやすくもなっている。

 阪神牝馬S上位組は基本的に推したいのだが、アマルフィコーストは1200〜1400mを中心に使われてきたので距離が少し不安ではある。ただ先週もダイワメジャーが勝ったところだし、「前走人気薄好走、今回も人気薄好走」ということはありうる。

 ミエノサクシードも6歳という年齢にさえ目が行かなければ・・・

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須田鷹雄

1970年東京生まれ。競馬評論家、ギャンブル評論家。中学生時代にミスターシービーをきっかけとして競馬に興味を持ち、1990年・大学在学中に「競馬ダントツ読本」(宝島社)でライターとしてデビュー。以来、競馬やギャンブルに関する著述を各種媒体で行うほか、テレビ・ラジオ・イベントの構成・出演も手掛ける。競馬予想に期待値という概念を持ち込み回収率こそが大切という考え方を早くより提唱したほか、ペーバーオーナーゲーム(POG)の専門書をはじめて執筆・プロデュースし、ブームの先駆けとなった。

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