大事に使われてきた4歳馬の活力に期待/ヴィクトリアマイル

2019年05月11日(土) 18:00

早期完成型ではなく、まだピークに達していない

 今週は内ラチを移動してBコース。人気の先行型アエロリットも、ラッキーライラックも、前回はともに弱気に出て大きな悔いを残した。今回は強気に先行すること必至。例年、1週前のNHKマイルC以上の高速レースになる。過去10年のうち、良馬場で行われた8回の勝ち時計平均は「1分32秒15」。1分31秒台も3回あり、2016年はコースレコードとわずか0秒2差の1分31秒5だった。

 8頭もいる4歳馬を中心に、多くの馬が持ち時計を短縮することになるが、これはベテランより若い4歳馬のほうに対応力がある。ここまで13回、4歳【7-10-4-92】、5歳【4-2-7-57】、6歳上【2-1-2-44】。

 15〜16年に、6歳、7歳で連勝したストレイトガールを別格のタフネスガールとすると・・・

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柏木集保

1948年、長野県出身、早稲田大卒。1973年に日刊競馬に入社。UHFテレビ競馬中継解説者時代から、長年に渡って独自のスタンスと多様な角度からレースを推理し、競馬を語り続ける。netkeiba.com、競馬総合チャンネルでは、土曜メインレース展望(金曜18時)、日曜メインレース展望(土曜18時)、重賞レース回顧(月曜18時)の執筆を担当。

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