二強は果たして並び立つか!?/安田記念

2019年05月26日(日) 18:00


■安田記念(G1・東京芝1600m)フルゲート18頭/登録17頭

【特注データ】3行でわかる! レース攻略の糸口

 アーモンドアイとダノンプレミアムの激突に胸が躍る、今年の安田記念。その特徴としてあげられるものはいくつもあるが、もっとも注目したいのが「速い上がりの重要性」である。前走で速い上がりをマークしていた馬が強い傾向のレースで、前走での上がり3F順位が「3位以内」だった馬はトータル[7-4-5-38]で連対率20.4%、複勝率29.6%と高信頼度。「4位以下」だった馬よりも格段に信頼できる。

 また、かなり内枠有利の傾向が強いレースであるのも、注目すべきポイント。詳しくは後述するが、安田記念では内枠である馬番1〜6番がアタマひとつ抜きんでた成績を残している。成績優秀な「前走上がり3F順位3位以内馬」に限定したデータでも同様の傾向で、内枠である馬番1〜6番に入った馬は連対率31.6%、複勝率47.4%、単勝適正回収値135.1、複勝回収値170という驚異的な成績となる。

 問題は前走が海外戦であるアーモンドアイの扱いだが、JRAで出走したレースでの上がり3F順位は、すべて「2位以内」。しかも、ジャパンカップ以外はすべて最速上がりをマークしている。この実績を信頼して、条件をクリアしている扱いにするのが適切なはずで、あとは内枠が引けるかどうか次第。馬番1〜6番に入った場合には、素直に本命視したい。

【コース総論】東京芝1600m Cコース使用


★ふたケタ人気の単勝を狙うのはナンセンス。人気薄はヒモで狙うのが正解。

★枠番の内外による成績差は皆無。外枠を理由に評価を割り引く必要はない。

★差せるがイメージほどではない。好位から競馬できる馬を上位評価すべき。


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小林誠

競馬業界よろず請負人。1974年三重県生まれ。これまで裏方的な仕事に数多く関わってきたが、さすがに限界を感じて、最近は表舞台への進出を画策中。ライターとして『サラブレ』『UMAJIN』などに寄稿するほか、須田鷹雄監修の『POGの達人』には編集デスクとして参加。2005年に前半3ハロンタイムに特化した予想メソッドを発表し、それを用いた予想をnetkeibaにて公開している。コーヒー党、無類の猫好き。

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