2019年05月26日(日) 18:00
阪神芝内2000mで行われる別定G3で、宝塚記念のステップという位置付けのレース。急坂内回りコースだけに、ストロングタイタン(ダンジグ4×4)、ステイインシアトル(母父ビロングトゥミー)、ステファノス(母母母父チーフズクラウン)、アドマイヤタイシ(母母父ダンジグ)と、ダンジグ系のパワーを受けた馬が毎年のように連対している。ここで取り上げた5頭では、タニノフランケル(父の母父デインヒル)がダンジグの血を引く。(解説:望田潤)
ギベオン
母コンテスティッドはテストS(米G1・ダ7F)やエイコーンS(米G1・ダ8F)に勝った。母父ゴーストザッパーはBCクラシックに勝った北米年度代表馬で、ワイルドフラッパーの父、レヴァンテライオンの母父。母方が北米血統なので、ディープ産駒にしては斬れ勝負ではなくパワーと機動力で走るタイプ。距離は1800m〜2000mが向く。ダービー卿CTでは好位で立ち回っていたし、内回りのほうが勝ち味があるかも。
距離○ スピード○ 底力○ コース◎
ステイフーリッシュ
ブラックホークやピンクカメオの甥で、・・・
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望田潤
競馬ライター。血統評論家。育成牧場従業員を経て競馬通信社編集部に在籍、そこで笠雄二郎著「日本サラブレッド配合史」の影響を強く受ける。サイト「血統屋」「競馬道ONLINE」月刊誌「サラブレ」「ECLIPSE」などで血統に関するコラムや予想を執筆中。共著「パーフェクト種牡馬辞典2018-2019」も好評発売中で、馬主・生産者の配合アドバイザーも務める。ブログ「血は水よりも濃し」http://blog.goo.ne.jp/nas-quillo
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