長いスランプからようやく脱出の気配/エプソムC

2019年06月08日(土) 18:00

4歳馬でも「再出発」組には怪しい一面も

 過去10年、4歳馬が【7-5-2-18】と圧倒的な成績を残す。4歳馬はこれから充実の完成に近づくシーズンであり、全体の世代交代の波も確実に押し寄せることになっている。まして現4歳世代はレベルが高い。

 ただし、3勝クラス(1600万下に相当)もそうだが、クラス再編成システムがなくなったばかりの今年は、年齢と実力のバランスに難しいところがある。好成績が目立つといわれる4歳馬は、今年、牝馬サラキア(条件賞金1950万円)と、レイエンダ(条件賞金2600万円)の2頭だけ。今年はオープン馬に相違ないが、・・・

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柏木集保

1948年、長野県出身、早稲田大卒。1973年に日刊競馬に入社。UHFテレビ競馬中継解説者時代から、長年に渡って独自のスタンスと多様な角度からレースを推理し、競馬を語り続ける。netkeiba.com、競馬総合チャンネルでは、土曜メインレース展望(金曜18時)、日曜メインレース展望(土曜18時)、重賞レース回顧(月曜18時)の執筆を担当。

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