1億越えワーケア、お値段通りの走りで初陣V/丹下日出夫

2019年06月10日(月) 20:01

クラシックホースを探せ!

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【丹下日出夫のPOG手帖】『POGの王道』でおなじみの丹下日出夫が、ダイジェスト映像とともに週末に行われた全2歳戦のなかから、今後クラシック戦線で有力になるであろう若駒たちをピックアップしてご紹介! 今回も引き続き、先週行われた全新馬戦4レースをプレイバック! 1億を超える良血馬ワーケアやキズナ産駒としてJRA勝ち馬第1号となったルーチェデラヴィタ、ゴドルフィンが所有するトリプルエースなど、バラエティ豊富なラインナップでお届けします。(※評価はS〜Eの6段階)

ワーケア(牡・ハーツクライ×チェリーコレクト)

■9日(日):東京5R・新馬/芝1800m/1分51秒0

 母はGIII・伊1000ギニー、GII・伊オークス優勝。現在のイタリアは、競馬運営などに問題を抱え、国際基準を満たすGレースが少なく、生産レベルもやや低下しているが、半姉のダノングレース(父はディープインパクト)は4勝、この春の福島牝馬Sを3着に好走。半弟のワーケアも、血統そして1億1500万というセレクトのお値段通りの走りを、まずは初陣で披露。

 前半1000m通過は1分4秒9という定番のスロー、ヨーイドンの決め手勝負となったが、11秒1-11秒0-11秒4(3Fは33秒5)というレースの上がりを33秒2で漸次加速。まだ腰が入りきれない、ユルユルっとした造りでも、ゴール板が近づくにつれ急加速。ランク付けはオープンでいい。やや四肢は短め、丸まっこいラインを思えば、将来的にマイル転向もあるかもしれない。【評価B/適性1600m】

ルーチェデラヴィタ(牡・キズナ×トウカイライフ)

■9日(日):阪神5R・新馬/芝1600m/1分38秒4

 キズナ×トウカイテイオー配合には泣けるね。POGで指名したよという隣人などいる、けっこうな人気者。

 JRAブリーズアップセール出身、公開追い切りを・・・

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