2019年06月18日(火) 12:00
宝塚記念を展望する原稿で、2週間前からずっと書いてきたのが「宝塚記念は上がり最速を取った馬が過去10年すべて連対している」という話。上がり最速の馬が成績優秀になりやすいのは当然だが、中には「無駄最速」とでもいうべきものも発生する。位置取り由来の上がり最速が多いと思うが、最後方にいたため余力はあり、速い上がりは使ったものの馬券圏内には届かず、ということはよくある。
2009-2019年の古牡馬が出られる芝2000m以上のGI(昇格間もない大阪杯は除く)で見ると、上がり最速馬の成績は・・・
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須田鷹雄
1970年東京生まれ。競馬評論家、ギャンブル評論家。中学生時代にミスターシービーをきっかけとして競馬に興味を持ち、1990年・大学在学中に「競馬ダントツ読本」(宝島社)でライターとしてデビュー。以来、競馬やギャンブルに関する著述を各種媒体で行うほか、テレビ・ラジオ・イベントの構成・出演も手掛ける。競馬予想に期待値という概念を持ち込み回収率こそが大切という考え方を早くより提唱したほか、ペーバーオーナーゲーム(POG)の専門書をはじめて執筆・プロデュースし、ブームの先駆けとなった。
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