2019年06月17日(月) 20:01
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【丹下日出夫のPOG手帖】『POGの王道』でおなじみの丹下日出夫が、ダイジェスト映像とともに週末に行われた全2歳戦のなかから、今後クラシック戦線で有力になるであろう若駒たちをピックアップしてご紹介! 3場開催となり未勝利戦も始まったなか、父としてJRA初勝利を挙げたワールドエース&リアルインパクトや連闘で6馬身差Vのキズナ産駒ら新種牡馬からの勝ち馬が続々と! 気になる評価のほどは…!?(※評価はS〜Eの6段階)
■16日(日):東京5R・新馬/芝1600m/1分36秒4
全兄はクルーガー。破天荒な気質の馬ではあるが、マイラーズCを勝ち、つい先月オーストラリアのクイーンエリザベスSで、あのウィンクスの2着に食い下がり、日本も世界も驚かせた。
ハーツクライ産駒の3〜4番仔は、やや幅の薄い牝馬に出たが、父をキングカメハメハに戻し、1歳時から他馬より頭ひとつ背が高く、馬っぷりのよさでクラブでも人気があった。大柄ながら身のこなしに切れもある。
1000m通過は1分1秒1のスロー。漸次気勢をうながしながら、残り2F標識ではほぼ逃げ馬を射程圏内にとらえる。11秒5-11秒7-12秒1(3Fは35秒3)というレースラップを、34秒8でグイとひと差し。馬場差2秒近くを差し引きすれば、1分36秒4というタイムもかなり優秀。10秒台の超高速ラップが使えるかどうかが次走の宿題になるが、初戦とすればほぼ満点のデキ。【評価B/適性1600m】
■16日(日):函館5R・新馬/芝1200m/1分10秒9
祖母ティッカーテープはアメリカンオークスなどG1・2勝。母も垢抜けた栗毛のいい馬だったが、イレッポで競走成績はひと息。ただ、血統評価は高く、ワールドエース産駒ながら4212万の高値がついた。
デビュー時の体重は424キロ。つるっとした肌合い上々、気合はなかなか。いや、これは完成度が高い。
スタートで前に入られ、少し頭をあげるシーンもあったが、12秒2-11秒4-11秒6(3Fは35秒2)というレースラップを、小気味のいいフットワークで、34秒9でひと差し。ラップは加速気味、稍重条件下で1分10秒9。例年函館開催の1200mの新馬は、1分10秒台前半なら函館2歳Sの・・・
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