【ユニコーンS】重馬場の厳しいペースを粘り勝ち 新たな快速馬が誕生

2019年06月17日(月) 18:00

芝とダートの「二刀流」で活躍しうる血統背景

 飼料添加物「グリーンカル」の影響を受け、直前の函館スプリントSは13頭のうち6頭もが競走除外になる残念なレースになったが、ユニコーンSの競走除外馬は、サトノギャロス、ロードグラディオの2頭にとどまり、通常に近いレースが行われた。

 勝ったワイドファラオ(父へニーヒューズ)は、史上初の「ダート初出走」での重賞勝ち馬となると同時に、秋の中山1800mで行われた当時を含め、史上初めて「芝の重賞勝ち馬」のユニコーンS制覇でもあった。

重賞レース回顧

ダート初出走ながら堂々と逃げ切ったワイドファラオ(写真右、撮影:小金井邦洋)

 ダートの勝ち時計は馬場コンディションに・・・

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柏木集保

1948年、長野県出身、早稲田大卒。1973年に日刊競馬に入社。UHFテレビ競馬中継解説者時代から、長年に渡って独自のスタンスと多様な角度からレースを推理し、競馬を語り続ける。netkeiba.com、競馬総合チャンネルでは、土曜メインレース展望(金曜18時)、日曜メインレース展望(土曜18時)、重賞レース回顧(月曜18時)の執筆を担当。

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