【函館記念】巴賞組が9頭参戦、重賞組との取捨は?

2019年07月12日(金) 18:00

1ハロンの違いが結果に違いをもたらす

 今年の函館記念には巴賞組が大挙9頭出走。火曜に「回収率向上作戦」で書いた通り、巴賞組は例年だとあまり買いたくないグループ。しかしこれだけ数がいるとどれかは絡んできそう。本命党の方は重賞組を軸にとってヒモに巴賞組を入れるのがよさそう。穴党は巴賞組で人気のないところを決め打ちで軸にして長打を狙うのも手だ。

 まずはその巴賞組から。当時はかなりの差し競馬で、1-3着馬はいずれも3角で10番手以降にいた馬。掲示板に載った中で道中の位置がいちばん前だったのは通過順9-7-9-9のアストラエンブレム(今回不出走)だった。

 もう一度同じような競馬になれば・・・

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須田鷹雄

1970年東京生まれ。競馬評論家、ギャンブル評論家。中学生時代にミスターシービーをきっかけとして競馬に興味を持ち、1990年・大学在学中に「競馬ダントツ読本」(宝島社)でライターとしてデビュー。以来、競馬やギャンブルに関する著述を各種媒体で行うほか、テレビ・ラジオ・イベントの構成・出演も手掛ける。競馬予想に期待値という概念を持ち込み回収率こそが大切という考え方を早くより提唱したほか、ペーバーオーナーゲーム(POG)の専門書をはじめて執筆・プロデュースし、ブームの先駆けとなった。

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