【中京記念】差し・追い込み脚質を重視したいレース

2019年07月19日(金) 18:00

一発に期待するなら距離延長組

 中京記念といえば追い込みタイプが活躍するコース。「馬券は前から」が筆者の身上だが、このレースに限っては差し・追い込みタイプを重視せざるをえない。

 ハンデ重賞の定番パターンとして、このレースも前走から斤量増となる馬は強い。今回唯一の該当馬がプリモシーンで、おそらく人気でも1番人気になるだろう。分かりやすい実績馬で配当上の妙味は無いが、馬券から外すことはできない馬だ。

 今年注目なのが3歳馬の参戦。旧コース時代なども含めて過去10年の中京記念では、3歳馬の出走は4頭のみ。上位人気になったのは16年のトウショウドラフタ(2番人気12着)くらいで、判断が難しい。今年の馬たちが来年以降の参考になりそうだ。・・・

続きはプレミアムサービス
登録でご覧になれます。

登録済みの方はこちらからログイン

バックナンバーを見る

このコラムをお気に入り登録する

このコラムをお気に入り登録する

お気に入り登録済み

須田鷹雄

1970年東京生まれ。競馬評論家、ギャンブル評論家。中学生時代にミスターシービーをきっかけとして競馬に興味を持ち、1990年・大学在学中に「競馬ダントツ読本」(宝島社)でライターとしてデビュー。以来、競馬やギャンブルに関する著述を各種媒体で行うほか、テレビ・ラジオ・イベントの構成・出演も手掛ける。競馬予想に期待値という概念を持ち込み回収率こそが大切という考え方を早くより提唱したほか、ペーバーオーナーゲーム(POG)の専門書をはじめて執筆・プロデュースし、ブームの先駆けとなった。

関連情報

新着コラム

コラムを探す