【アイビスSD】言わずと知れた外枠有利、穴なら先行タイプが基本

2019年07月26日(金) 18:00

斤量が苦しくても適性で評価が可能

 名物レースのアイビスサマーダッシュ。新潟芝1000mは外枠有利として知られているが、今回は有力馬が真ん中と内に多く集まり、予想も難しくなっている。

 人気どころで悪くない枠を引いたのはライオンボス。このコースの特別を連勝し、新たな適性を見出した。ダートの短距離先行タイプというのはこのコースに適性があると言われ、この馬はその典型。他の有力馬より良い枠を生かして結果を出してもおかしくない。マイナス面はハナを叩かれた場合と、斤量が予想以上に効いてしまった場合だろう。

 昨年の覇者ダイメイプリンセスはその後大敗が続いているが、・・・

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須田鷹雄

1970年東京生まれ。競馬評論家、ギャンブル評論家。中学生時代にミスターシービーをきっかけとして競馬に興味を持ち、1990年・大学在学中に「競馬ダントツ読本」(宝島社)でライターとしてデビュー。以来、競馬やギャンブルに関する著述を各種媒体で行うほか、テレビ・ラジオ・イベントの構成・出演も手掛ける。競馬予想に期待値という概念を持ち込み回収率こそが大切という考え方を早くより提唱したほか、ペーバーオーナーゲーム(POG)の専門書をはじめて執筆・プロデュースし、ブームの先駆けとなった。

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