【小倉記念】 七夕賞とは真逆のトラックバイアスになりそうな気配

2019年07月30日(火) 18:00

馬場虎太郎

昨年は武豊騎手鞍上のトリオンフが、1番人気に応えて優勝。結果的に、先行した3頭での決着となった。

「ウマい馬券」で4年連続プラス収支(回収率100%超)を叩き出す馬場虎太郎氏が、トラックバイアスをもとに馬場を分析。その結果をベースに週末のレース傾向を展望し、主に日曜メインレースの「注目の1頭」を紹介していく。

トラックバイアスからの狙い目は内の先行馬

 過去4年、小倉記念のトラックバイアスは

2015年 差し有利
2016年 なし
2017年 内有利
2018年 内有利

 コースの構造からは、極端なトラックバイアスが出づらい。ただし、近2年は時計の速い決着。内を回らないと高速時計で走れないため結果的に「内有利」になった。今年の開幕週も高速決着。近2年とは近い馬場コンディション、状況が想定される。天候の変更がない限りは、内を通る馬、先行を狙うことになる。

七夕賞から巻き返し可能な馬とは?

今年の出走予定馬をみると、前走七夕賞組が5頭。そして、今年の七夕賞は・・・

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馬場虎太郎

トラックバイアス(馬場の偏り)を利用した馬券術を用いる馬場分析のプロフェッショナル。JRA発表の馬場状態ではなく独自の指標(※)を用いて真の馬場適性を分析、またパトロールビデオと綿密なデータ分析によって「トラックバイアスの不利」を受けた馬を導き出す。 ※「軽い」「稍軽い」「標準」「稍重い」「重い」の5段階で馬場状態を評価

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