2019ひと夏の出会い―関係者やトラックマンが推す1頭!(4)

2019年08月11日(日) 18:01

馬ラエティBOX

札幌記念出走予定のフィエールマン(C)netkeiba.com

競馬界はただいま夏競馬真っ只中。ローカル開催となると、GIもなく「秋まで競馬はお休みします」という方もちらほら…。しかし、秋のGI戦線で活躍する上がり馬や、次世代のスター候補が頭角を現しはじめるのもこの季節。ということで、東西の厩舎関係者やトラックマンに札幌開催に出走を予定する注目馬をピックアップしていただきました! 最終回の今回は、札幌開催後半、8/18(日)以降の出走予定馬をご紹介! 応援馬を見つけながら、夏競馬をもっと楽しみましょう!

※7月上旬の取材時の予定ですので、出走レースは変更になる場合がございます。予めご了承ください。

(取材=美浦・佐々木祥恵、栗東・大恵陽子)

◆スタンサンセイ (牡3・高橋文雅厩舎)

8/18(日) 7R 3歳以上1勝クラス(芝2600m)か、8/24(土) 8R 3歳以上1勝クラス(ダ2400m)予定

高橋文雅調教師

 6月の東京で未勝利勝ち(ダ2100m)した後は、ノーザンファーム早来に放牧に出しました。ダートで勝ちましたが、1度洋芝を試してみたいとも思っています。エンジンのかかりが遅いので、長い距離は合っていますね。広い東京コースで勝ったので、小回りの札幌がどうかなとは思いますが、能力的に芝ダート問わずここは狙っていきたいと思います。


◆ヴェスターヴァルト (牡2・加藤征弘厩舎)

8/18(日) 1R 2歳未勝利(芝1500m)か、9/1(土) 1R 2歳未勝利(芝1500m)予定

加藤征弘調教師

 新馬戦(函館・芝1200・6着)はパドックで馬っけを出して立ち上がったりしたことも影響して、競馬になりませんでした。連闘で臨んだ前走(未勝利・芝1200m・2着)は結果的に勝ち馬に逃げ切りを許しましたが、素質の片鱗を感じさせるレース振りでした。距離延長も問題ないですし、ここできっちり決めてくれるのではないでしょうか。


◆クロコスミア (牝6・西浦勝一厩舎)

8/18(日) 11R 札幌記念(GII・芝2000m)予定

馬ラエティBOX

(撮影:下野雄規)

西浦勝一調教師

 札幌の注目馬と言えば、それはもうクロコスミアでしょう。札幌記念に合わせて状態が上向いてきています。前走のヴィクトリアマイルでは2枚腰を使いました。秋の目標であるエリザベス女王杯に向けて、いい形で向かいたいですね。札幌は条件馬の時(2017年8月26日・1600万下)に勝っていますから、洋芝は問題ないと思います。


◆フィエールマン (牡4・手塚貴久厩舎)

8/18(日) 11R 札幌記念(GII・芝2000m)予定

スポーツニッポン・秋田麻由子氏

 春の天皇賞(GI・1着)は本当に着差は僅差でしたけど、強い競馬でした。ラジオNIKKEI賞(GIII・2着)からぶっつけで臨んだ菊花賞(GI・1着)も強かったですが、その頃よりも馬が成長をしているのをトレセンでも競馬でも感じます。元々体質が強くなかった馬でいつもレース間隔を開けて出走していますが、その都度結果を出してきていますし、凱旋門賞に向けてここは良い競馬を見せてくれるのではないかと期待しています。


◆ブラストワンピース (牡4・大竹正博厩舎)

8/18(日) 11R 札幌記念(GII・芝2000m)予定

馬ラエティBOX

(撮影:下野雄規)

馬三郎・木村拓人氏

 有馬記念を勝った後の今年2戦は負けていますが、・・・

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