米国型ノーザンダンサー系に好相性のエルムS

2019年08月09日(金) 19:00

走破時計は砂の深さに影響されない

 今週は「亀谷競馬サロン」の平日ワークショップにて小島友実さんをお招きして「馬場」の勉強会を行いました。

 ここでも話題に上ったのは「砂の深さ」は走破時計に大きな影響は与えないこと。

 たとえば、大井競馬場の「砂の深さ」はJRAの全競馬場よりも浅い状況が多いです(9センチ未満)。ところが、JRAの馬が大井競馬場で走った場合でも明らかに走破タイムが遅くなります。つまり砂の深さではなく「砂の質」が大事なのです。

 今開催の札幌ダート1700mは常に「時計が出る砂質」で行われています。

 血統面でも高速持続力勝負に強い米国型血統。なかでも米国型ノーザンダンサー系の血が強調された馬が走りやすい状態(全出走馬の血統国別タイプ、系統表は亀谷ホームページの「スマート出馬表」にて無料で閲覧できます)

 ここ2年のエルムSも走破時計は速い決着。

 2年連続で当レースにて馬券圏内に走ったドリームキラリは父が米国型ノーザンダンサー系のジャイアンツコーズウェー。母父は・・・

続きはプレミアムサービス
登録でご覧になれます。

登録済みの方はこちらからログイン

バックナンバーを見る

このコラムをお気に入り登録する

このコラムをお気に入り登録する

お気に入り登録済み

亀谷敬正

血統馬券予想理論『血統ビーム』の提唱者で、『ブラッドバイアス』『大系統』『小系統』などの血統予想用語、概念の作者。血統ビームの革新性は20世紀末の競馬予想界に衝撃を与え、現在は競馬ファン、競馬評論家に多大な影響を与え続けている。また『競馬予想TV!』『競馬血統研究所』(ともにCS放送フジテレビONE)に出演するなど活躍中。Twitterはコチラ。
ウマい馬券にて『血統ビーム』の予想提供中

関連情報

新着コラム

コラムを探す