2019年08月25日(日) 18:00
2歳夏の芝1200の重賞だが、ここ3年はファンタジスト(後に京王杯2歳S勝ち)、アサクサゲンキ(ファルコンS2着)、レーヌミノル(桜花賞)と、後々マイラーとして完成するような馬が勝っている。将来性や資質も重視すべきか。昨年はロードカナロア産駒が1着と3着、他にもアサクサゲンキやダイイチターミナルなどストームキャットの血を引く馬は毎年馬券に絡むし穴にもなっている。ここ5年で[1-0-2-1]のダイワメジャーの血にも注。一昨年7人気3着のバーニングペスカは母父ダイワメジャーだ。(解説:望田潤)
カイルアコナ
母コナブリュワーズはロシュフォールの全姉でJRA4勝。母母アンブロワーズは函館2歳S勝ち。フサイチコンコルドやヴィクトリーでおなじみバレークイーンの牝系だ。母はノーザンダンサー5・5・7×5・5で、そこにアウトブリードのキンシャサノキセキを配したのは良い。母父キングマンボ系のキンシャサ産駒だからシュウジに近いイメージでもある。食いが細いらしいのでそこだけが心配。
距離◎ スピード◎ 底力◎ コース○
カリニート
母ケイエスアカリはJRA2勝(ダ1000m)で、産駒も短距離で堅実に走っている。母母ダービーラブリネスは・・・
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望田潤
競馬ライター。血統評論家。育成牧場従業員を経て競馬通信社編集部に在籍、そこで笠雄二郎著「日本サラブレッド配合史」の影響を強く受ける。サイト「血統屋」「競馬道ONLINE」月刊誌「サラブレ」「ECLIPSE」などで血統に関するコラムや予想を執筆中。共著「パーフェクト種牡馬辞典2018-2019」も好評発売中で、馬主・生産者の配合アドバイザーも務める。ブログ「血は水よりも濃し」http://blog.goo.ne.jp/nas-quillo
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