2019年08月25日(日) 18:00
昨年はロベルト持ちが1〜3着を占めたが、ナイママ、クラージュゲリエ、プロフェット、レッツゴードンキと、ロベルトとヌレイエフを併せ持つ馬が毎年のように馬券に絡んでいる。また洋芝の重賞らしく、ニシノデイジー、ブラックオニキス、ダブルシャープ、アドマイヤウイナー、クロコスミアと、人気薄で穴をあけた馬はネヴァーベンド≒ボールドリーズンの血を引いていることが多い。ここで取り上げた馬では、レザネフォールがヌレイエフとロベルトとネヴァーベンドの血を併せ持つ。(解説:望田潤)
ゴルコンダ
ネオウィズダム(父ネオユニヴァース)の3/4弟で、母ゴレラはビヴァリーDS(米G1・芝9.5F)勝ち。母父グレープトゥリーロードはパリ大賞典(仏G1・芝2000m)勝ち。バステッド5×5など父母の底力ある欧州血脈のクロスが派生し、これまでのゴレラの産駒では最も配合が良い。ヴィクトワールピサ牡駒はもっさりした力馬が多くゴレラの仔は柔軽いマイラーが多いが、本馬はそのバランスも絶妙で、洋芝中距離はピッタリ。
距離○ スピード○ 底力◎ コース◎
サトノゴールド
フィーニクスS(愛G1・芝6F)勝ちカラヴァッジョの甥で、母マイジェンは・・・
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望田潤
競馬ライター。血統評論家。育成牧場従業員を経て競馬通信社編集部に在籍、そこで笠雄二郎著「日本サラブレッド配合史」の影響を強く受ける。サイト「血統屋」「競馬道ONLINE」月刊誌「サラブレ」「ECLIPSE」などで血統に関するコラムや予想を執筆中。共著「パーフェクト種牡馬辞典2018-2019」も好評発売中で、馬主・生産者の配合アドバイザーも務める。ブログ「血は水よりも濃し」http://blog.goo.ne.jp/nas-quillo
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