【セントウルS】開幕週の芝1200戦 バクシンオーとストームキャットのスピード優位

2019年09月01日(日) 18:00

昨年はサクラバクシンオー×ジャイアンツコーズウェイのグレイトチャーターが7人気3着。最近馬券に絡んだ馬では、ビッグアーサー、ハクサンムーン、ラブカンプーがバクシンオーの血を引いていたし、アクティブミノル、リトルゲルダ、ネロ、ラインミーティアがストームキャットの血を引いていた。今回取り上げた5頭にバクシンオーの血を持つ馬はいないが、マテラスカイ、ミスターメロディ、モーニン、レッドアンシェルがストームキャットの血を持つ。(解説:望田潤)

ダイメイプリンセス

 ダイメイフジの半姉。母ダイメイダークは2戦1勝で引退したが、ニジンスキー≒ストームバードのニアリークロス3×2など強力な父母相似配合をしていて、短距離のスピードをよく伝える優秀な繁殖だ。6〜9月[5-1-1-4]と夏場に調子を上げるタイプで、今年も北九州記念で夏女ぶりを見せつけた。阪神は出走歴がないが、後駆のパワーは十分で急坂OKのはず。あとは前崩れになるかどうか。

距離◎ スピード○ 底力○ コース◎

タワーオブロンドン

 母母シンコウエルメスは名馬ジェネラスの妹で、エルノヴァの母でディーマジェスティの・・・

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望田潤

競馬ライター。血統評論家。育成牧場従業員を経て競馬通信社編集部に在籍、そこで笠雄二郎著「日本サラブレッド配合史」の影響を強く受ける。サイト「血統屋」「競馬道ONLINE」月刊誌「サラブレ」「ECLIPSE」などで血統に関するコラムや予想を執筆中。共著「パーフェクト種牡馬辞典2018-2019」も好評発売中で、馬主・生産者の配合アドバイザーも務める。ブログ「血は水よりも濃し」http://blog.goo.ne.jp/nas-quillo

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