【セントウルS】レース間隔の厳しいキーンランドC組か、展開が微妙な北九州記念組か

2019年09月06日(金) 18:00

どちらも強調材料に乏しい中で狙い目は…

 キーンランドC→セントウルSという使い方をした馬は過去10年で3頭しかいなかったのだが(いずれも人気薄かつ着外)、今年はタワーオブロンドンを含め4頭が登録してきた。その馬たちを含むサマースプリント組と、高松宮記念以来となるミスターメロディという構図のセントウルSになる。

 タワーオブロンドンは勝てばサマースプリントチャンプに手が届く一戦だが、藤沢和厩舎らしからぬ使い方だけに買う側が戸惑ってしまう。ちなみに2000年以降の古馬平地重賞における藤沢和厩舎の・・・

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須田鷹雄

1970年東京生まれ。競馬評論家、ギャンブル評論家。中学生時代にミスターシービーをきっかけとして競馬に興味を持ち、1990年・大学在学中に「競馬ダントツ読本」(宝島社)でライターとしてデビュー。以来、競馬やギャンブルに関する著述を各種媒体で行うほか、テレビ・ラジオ・イベントの構成・出演も手掛ける。競馬予想に期待値という概念を持ち込み回収率こそが大切という考え方を早くより提唱したほか、ペーバーオーナーゲーム(POG)の専門書をはじめて執筆・プロデュースし、ブームの先駆けとなった。

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