新種牡馬好調の2歳戦(須田鷹雄)

2019年09月10日(火) 18:00

将来的には短距離だけでなく、守備範囲の広さに期待

 夏競馬が終了して少し経つが、ここまでの2歳戦で目立っているのが新種牡馬の活躍だ。9月8日終了時点の勝利度数順でいうと、キズナが13勝で2位、エピファネイアが10勝で4位、リアルインパクトが6勝で9位に入っている。他にはゴールドシップが、勝ち上がり産駒2頭なのにその2頭が札幌2歳Sで1、2着という結果を出している。

 キズナは2勝馬も2頭出しているし、これ以上ないスタートを切ったと言っていいだろう。ただ、個人的に驚いているのはエピファネイアだ。正直、ここまで2歳戦初期から勝つとは思っていなかった。

 エピファネイア産駒はこの原稿を書いている時点で[10-10-8-49]。勝馬率は21.3%となっている。比較対象として、父シンボリクリスエスの初年度はどうだったかというと・・・

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