2019年09月24日(火) 18:00
4番人気のスティッフェリオが、GI馬2頭を相手に回しての見事な逃げ切り勝ち。秋の天皇賞でも侮れない一頭に。(撮影:下野雄規)
『ウマい馬券』で活躍するプロ予想家たちの“思考回路”に迫る「予想の頭脳」。今回は、秋のGIへとつながるオールカマーを的中させた予想家を取り上げます。10頭立ての少頭数に加え、戦前には3強対決の声もあり、一見すると馬券的な妙味の薄そうな一戦をどうやって攻略したのか。その“頭脳”に迫ります!
最初に紹介するのは、古澤秀和氏です。馬体派らしく、4番人気で勝利したスティッフェリオを「本格化を思わせるデキ」と高く評価して本命に指名。さらに、2着のミッキースワローを「斤量とデキを考慮」して対抗に。6番人気3着のグレイルもしっかり注に推す見事な予想でした。
本命、対抗は完璧。注にしっかり3着馬も推していただけに、3連系の馬券で攻めなかったのが悔やまれる内容だった。
もうひとりは、ゼブラアイ氏です。本命は同じくスティッフェリオでしたが、「前走で見せた先行力は好材料」、「丸山騎手芝コースの回収率高い」と、前述した古澤氏とはまったく違った観点から推奨。さらに相手には3頭を選び、2着のミッキースワローと3着のグレイルをしっかりと拾っていました。
こちらも3連系ではなく、手堅く複勝とワイドでの的中。3強対決こそ手堅く厚めに攻略すべしというお手本のような的中劇だった。
最後に、今週のスプリンターズSでオススメする予想家は昨年、3連複653.7倍を仕留めた夏目耕四郎氏。コースと各馬個別のラップタイムのバランスから適性を分析する「ギャップレート理論」を用いて、堅い馬券から穴馬券まで次々と的中。予想の勝負強さには定評があります。
昨年のスプリンターズSでは1番人気のファインニードルを軸にしつつも、2、3着に突っ込んできた2ケタ人気馬にもしっかりと印を回し、見事に3連複をゲット。先週、先々週と中山開催ではプラス収支をマークしており、先週のオールカマーもキッチリ的中。その勢いにあやかりたいところです。
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高回収率をたたき出す馬券のプロたちは、どのような視点で重賞レースにアプローチをしているのか。先週の重賞レースから予想家たちの頭脳を紐解くコラム。 関連サイト:ウマい馬券
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