2019年10月11日(金) 12:00
凱旋門賞が終わりましたね。
史上3連覇がかかったエネイブルは2着。
そして日本馬は厳しい結果に…。
特に今回はフィエールマンとブラストワンピースがイギリスでの調教から参戦するという新たな試みもあった中でしたから、レース後の結果や過程を振り返り、各々読み取れるものや感じることもあったことでしょう。
スピードシンボリから50年となった日本馬参戦の凱旋門賞。振り返ってみると、長期滞在して挑む形か、もしくはディープインパクト・オルフェーヴル級の馬でないと厳しいという傾向なのでしょうか…。
毎年のことながら様々なことを感じるレース後でもありました。
さて話は変わり、最近、これまでご一緒することのなかった方々と番組で共演させてもらう機会に恵まれ、刺激を受けます。
女性で言えば榊原郁恵さん。トークが軽快で、何においても楽しそうにお話しされ、気づけば聞いている方も明るい気持ちに。
しかも、質問内容が普段なさらない競馬の話題にもかかわらず、何かしらの共通点をお話しになると同時に、同じような感覚の視聴者目線での的確な質問も投げかけられており、時間が経てばたつほど気づかされる点に、本当に凄いなぁ〜と感じました。
ちょっと余談話になってしまいましたが、刺激は大事ですし、感謝です。この経験を、競馬でのトークにも生かしていきたい思いにもなりました。
さて今週は牝馬ラスト1冠の秋華賞となります。桜花賞馬もオークス馬も不在ということでローズSを快勝したダノンファンタジーが中心格となっていますが、デビュー3連勝のサトノダムゼルや成長著しいエスポワールなども存在するだけに楽しみな1戦。しかも台風の影響も考えられ、よめないところも。
週中、サトノダムゼルのデムーロ騎手と話をすると、「キャリアは浅いけどチャンスは十分に考えられる馬」としながらも、
「でもエスポワールも強い。特にあの馬は下が悪くなったらいいからね」と、新馬から手綱をとってきたもう1頭の愛馬にも注目していました。
その手綱をとるシュタルケ騎手ですが、追いきり後、「乗りやすいし、バランスの良い馬」と絶賛。
やはり下のコンディションが悪くても、上手にバランスをとっていたようで、道悪となってもマイナスにはならなさそうな気がします。
それでは皆さん、当日は競馬場でお逢いしましょう。ホソジュンでしたぁ。
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細江純子
愛知県蒲郡市出身。JRA初の女性騎手として96年にデビュー。2000年には日本人女性騎手初の海外勝利を挙げ、01年6月に引退。 現在はホース・コラボレーターとして、フジテレビ系『みんなのKEIBA』などに出演。
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