2019年10月15日(火) 18:00
18年はワントゥワン2着レッドアヴァンセ3着、15年はダノンプラチナ1着サトノアラジン2着、14年はステファノス1着レッドアリオン3着、良馬場ならばディープ産駒が複数絡むぐらいの頭でいいか。今年はアドマイヤマーズが人気を集めそうだが、ダイワメジャー産駒は東京芝1600の重賞[5-2-8-43]単回値26とイマイチ。勝ったのはカレンブラックヒルとメジャーエンブレムとマーブルカテドラルとアドマイヤマーズなので、G1級ならという見立てはできるが、ペースが緩んで斬れ勝負になる大箱マイルはメジャー産駒が取りこぼしやすいレースといえる。(解説:望田潤)
アドマイヤマーズ
母ヴィアメディチはリューリー賞(仏G3・芝1600m)勝ち。母父メディチアンはエクリプスS(英G1・芝約10F)勝ち。クロスがヘイロー3×5×5で、母系にアリシドンやルファビュリューが入り、母父が中距離型という100点満点のダイワメジャー黄金配合だ。上がりが速かった皐月賞と共同通信杯は鋭さ負け。NHKマイルのゴール前のラップが12.0で朝日杯が11.9、これぐらい持続戦になったらしぶとさや底力が活きるタイプだ。
距離○ スピード○ 底力◎ コース◎
アンノートル
マイネルリヒトの半弟で、ヒットジャポットの甥でタイキブライドルも近親。力馬が多いアイルハヴアナザー産駒だが、・・・
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望田潤
競馬ライター。血統評論家。育成牧場従業員を経て競馬通信社編集部に在籍、そこで笠雄二郎著「日本サラブレッド配合史」の影響を強く受ける。サイト「血統屋」「競馬道ONLINE」月刊誌「サラブレ」「ECLIPSE」などで血統に関するコラムや予想を執筆中。共著「パーフェクト種牡馬辞典2018-2019」も好評発売中で、馬主・生産者の配合アドバイザーも務める。ブログ「血は水よりも濃し」http://blog.goo.ne.jp/nas-quillo
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