2019年10月15日(火) 18:01
▲「やはり逃げがベスト?」というユーザーからの質問などに答えてくれています!
今週は、今年3月に小牧騎手の手綱で1勝クラスを勝ち上がり、2勝クラスでも奮闘を続けているキングフォルテの話題から。「やはり逃げがベスト?」というユーザーからの質問に答える形で、小牧騎手がこの馬に抱く可能性を語ります。また、早いもので今年も残り2カ月半。年内の目標とともに、現在のモチベーションを明かしてくれました。(取材・文:不破由妃子)
──今回は、キングフォルテについてのこんな質問から。「ダートに転向してから、何度かキングフォルテの馬券を買っています。この馬にとって、やはり逃げがベストなのでしょうか? 逃げられそうもないときは割り引いたほうがいいですか?」。
小牧 本当はね、ジックリ乗りたいんですわ。2勝クラスでは、なかなかハナに行かれへんし。でも、すごく頑張ってるよ。ホントに頑張ってる。
──前回(9月21日・阪神12R・8番人気5着)は2番手からの競馬になりましたが、出ムチを入れて位置を取りにいきましたね。隊列が決まる前に外から岩田さん(6着ヒッチコック)がきたときも、主張して2番手を死守して。
小牧 うん。前に行く馬が少なかったこともあって、2番手には行こうと決めていたからね。それに、砂を被ったら嫌がるかなぁという心配もあって。あそこで位置を譲ったら、被せられてしまう可能性もあるから。
──「ジックリ乗りたい」ということは、必ずしも逃げがベストではないということですね。
小牧 1勝クラスを勝ったときは楽に逃げられたけど・・・
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小牧太
1967年9月7日、鹿児島県生まれ。1985年に公営・園田競馬でデビュー。名伯楽・曾和直榮調教師の元で腕を磨き、10度の兵庫リーディングと2度の全国リーディングを獲得。2004年にJRAに移籍。2008年には桜花賞をレジネッタで制し悲願のGI制覇を遂げた。その後もローズキングダムとのコンビで朝日杯FSを制するなど、今や大舞台には欠かせないジョッキーとして活躍中。
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