【アルゼンチン共和国杯】速い脚が長つづきするかどうかのスタミナも問われた

2019年11月04日(月) 18:00

ムイトオブリガードの良さを全面的に引き出した

 勝ちタイムは近年の平均的な時計なので目立たないが、伏兵オジュウチョウサン(父ステイゴールド)が前半をリードする形になり、レースの前後半バランスは「1分14秒9-(6秒3)-1分10秒3」=2分31秒5。流れはムイトオブリガード(父ルーラーシップ)が2着した昨年と同じ完全なスローになった。

 ただ、昨年と異なり早くも3コーナーからペースが上がったため、後半は「1分10秒3→57秒9」の高速決着になり、速い脚が長つづきするかどうかのスタミナも問われた。

 これで芝での全5勝を2400-2600mで・・・

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柏木集保

1948年、長野県出身、早稲田大卒。1973年に日刊競馬に入社。UHFテレビ競馬中継解説者時代から、長年に渡って独自のスタンスと多様な角度からレースを推理し、競馬を語り続ける。netkeiba.com、競馬総合チャンネルでは、土曜メインレース展望(金曜18時)、日曜メインレース展望(土曜18時)、重賞レース回顧(月曜18時)の執筆を担当。

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