2019年11月17日(日) 18:00
過去10年のJCにおいて6歳以上の連対例はない。5歳時に連対したシュヴァルグラン、サウンズオブアース、ラストインパクト、トーセンジョーダンも翌年は着外に終わった。ディープインパクト産駒は[3-2-1-14]で、うち牝馬が[3-1-0-6]。15年と13年に牝馬ワンツーを決めているように、牝馬の斬れ味が活きる流れになればまとめて好走する。いっぽう牡馬は[0-1-1-8]と不振で、人気も[0-1-1-8]だから仕方ない部分もあるが…。(解説:望田潤)
ウインテンダネス
函館記念勝ちブライトサンディーに、あまりスピードを伝えなかったミスプロ系マジックマイルズ、トニービン系ながら1600〜2000mで活躍したカンパニーが配されて、5歳に芝長距離で覚醒した本馬が出た。なかなか掴みどころのない血統だが、東京では長くいい脚を使うのに、京都芝[0-0-0-8]というのはトニービン系らしい。AR共和国杯は今年も昨年もスローの上がりのケイバで持ち味が出せなかった。ここも速い脚を要求されると辛い。
距離○ スピード○ 底力○ コース◎
エタリオウ
母ホットチャチャはQエリザベス二世チャレンジCS(米G1・芝9F)勝ち。その父・・・
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望田潤
競馬ライター。血統評論家。育成牧場従業員を経て競馬通信社編集部に在籍、そこで笠雄二郎著「日本サラブレッド配合史」の影響を強く受ける。サイト「血統屋」「競馬道ONLINE」月刊誌「サラブレ」「ECLIPSE」などで血統に関するコラムや予想を執筆中。共著「パーフェクト種牡馬辞典2018-2019」も好評発売中で、馬主・生産者の配合アドバイザーも務める。ブログ「血は水よりも濃し」http://blog.goo.ne.jp/nas-quillo
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