【ジャパンC】2003年以来の渋馬場、あの産駒に注目

2019年11月23日(土) 18:02

ディープインパクト産駒の持ち味が活きない可能性

 ジャパンCは、もう15年も連続して良馬場だった。だが、今年は土曜日の「不良馬場」から多少の回復があっても、渋馬場(稍重、重馬場)の可能性が高い。2分20秒6の大レコードの昨年とは一転、速くても2分25秒台の決着か。もっとかかる危険もあり、高速馬場の記録が各馬の能力基準になっているが、軽いレースではなく、2400m向きの底力と、パワーの勝負。渋馬場適性は大きなポイントになる。

 今年の出走馬だと、ステイゴールド、ルーラーシップ、キングカメハメハ産駒には減点が少ないだろう。もちろんこれは父(種牡馬)だけのこと。

 あくまで総じてだが、ディープインパクト産駒は切れ味、・・・

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柏木集保

1948年、長野県出身、早稲田大卒。1973年に日刊競馬に入社。UHFテレビ競馬中継解説者時代から、長年に渡って独自のスタンスと多様な角度からレースを推理し、競馬を語り続ける。netkeiba.com、競馬総合チャンネルでは、土曜メインレース展望(金曜18時)、日曜メインレース展望(土曜18時)、重賞レース回顧(月曜18時)の執筆を担当。

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