そしていよいよ有馬記念

　この数日、いや数週間はいろんな意味で断捨離をしていました。

　というのも6歳になった息子が、ようやくオモチャを処分していいと言ってくれ、出産直後から溜め込んできたものの70％ぐらいを手放すことに。

　すると部屋が広々と使え、見た目もスッキリ。

　特にリビングにおいては独身時代に戻ったかのような空間となり、気分が軽やかに。

　年末ですし皆さまの中にも大掃除に励んでいる方も多いと思いますが、極力物を溜め込まない生活は、いろんな意味で大事ですね。

　さて話は先週の朝日杯FSに。

　とにかく勝利したサリオスは強かったですね。しかもまだまだユルサアリアリの成長過程。と、同時に想像していた通り、ムーア騎手だからこそと思える内容が大きく2つありました。

　1つは、あのズブいサリオスをスタート直後に出していって、好位のポジションにつけられたこと。

　2つめは、勝負所でモタモタとさせないように圧をかけながらコンタクトをとっていたこと。素晴らしく思えましたし、今後のサリオスが楽しみでなりません。

　さて今週は、いよいよ有馬記念。

　アーモンドアイも参戦となり、豪華メンバーで行われる1戦に。

　栗東馬においては、サートゥルナーリアがどうなのか？気になるところ。

　今回の状態について担当の滝川助手は、「順調にくることができた」と。

　この言葉が聞けたのは、素晴らしいデキに感じた神戸新聞杯の時だけ。

　ただ当日のテンションにおいては、正直まだ掴みきれないところがあり、返し馬での折り合いを見るべきだと思えます。

　またスワーヴリチャードも、「順調。JCと同じデキにあると思うし、何よりも落ち着いて雰囲気が良い」と久保助手。

　この背景には、スワーヴとお友達になったマーフィー騎手のスパイスもある様子。と言うのも、今回の追いきり後、「以前よりもスワーヴの頭の中がスッキリしている」と話しており、優しく包みこむように語りかけるマーフィーに心を許したスワーヴに迷いがなくなったように感じます。

　また個人的に変わり身を感じるほど良く見えたのが、スティッフェリオとアルアインでした。特にスティッフェリオにおいては別馬ですし、今回はメンコを外しての参戦。ポテンシャル比較では厳しいところもありますが、このケハイには魅了されます。

　それでは皆さん、週末は競馬場もしくはフジテレビ「みんなのKEIBA」でお逢いしましょう。ホソジュンでしたぁ。