【京都金杯】東と異なり、難解なハンデ戦となる

2020年01月04日(土) 19:04

波乱の主役はベテラン組

 中山金杯は難解なはずのハンデ戦なのに、近年はずっと上位人気馬が勝ち続けている。勝ち馬は、過去13回のうち、10回までが3番人気以内。大きな理由は、13回のうち、11回まで前走より重い負担重量を課せられた馬が勝っていること。

 今年の該当馬は「ギベオン、クレッシェンドラヴ、トリオンフ、ブラックスピネル」の4頭。この実績上位馬から主軸になる馬を選べば正解に近いかもしれない。正月の変則日程なので、地元の関東馬クレッシェンドラヴから入りたい。ステイゴールド産駒向きの馬場と思える。だが、今年はどうも全体の組み合わせがピンとこない。軽ハンデ組にも魅力的な伏兵が少ない。

 一方、「京都金杯」は難解なハンデ戦らしく、背負い頭が9連敗中。加えて、年が変わり急にベテラン扱いになったグループが波乱の主役となり、最近10年、馬券に絡んだ30頭中半数の・・・

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柏木集保

1948年、長野県出身、早稲田大卒。1973年に日刊競馬に入社。UHFテレビ競馬中継解説者時代から、長年に渡って独自のスタンスと多様な角度からレースを推理し、競馬を語り続ける。netkeiba.com、競馬総合チャンネルでは、土曜メインレース展望(金曜18時)、日曜メインレース展望(土曜18時)、重賞レース回顧(月曜18時)の執筆を担当。

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