【シンザン記念】絶対的存在の不在で馬券的におもしろい一戦

2020年01月10日(金) 18:00

京都の馬場状態との相性がカギ

 今年のシンザン記念は10頭とあまり頭数は揃わなかったが、絶対にこの馬という存在がいるわけではなく、馬券の入り方はいろいろとありそうだ。

 1番人気はルーツドールが推されるだろうか。デビュー戦の勝ちっぷりがかなり良かったし、最近は新馬戦からここというのは普通に通用する。ただ、フィエールマンの下ということで必要以上に売れてしまう面もある。新馬戦の東京といまの京都では馬場も違うので、軸というよりはヒモ馬の上のほうにしておきたいというのが個人的な考えだ。

 サンクテュエールも人気になりそう。競馬センスの良い馬という印象で、・・・

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須田鷹雄

1970年東京生まれ。競馬評論家、ギャンブル評論家。中学生時代にミスターシービーをきっかけとして競馬に興味を持ち、1990年・大学在学中に「競馬ダントツ読本」(宝島社)でライターとしてデビュー。以来、競馬やギャンブルに関する著述を各種媒体で行うほか、テレビ・ラジオ・イベントの構成・出演も手掛ける。競馬予想に期待値という概念を持ち込み回収率こそが大切という考え方を早くより提唱したほか、ペーバーオーナーゲーム(POG)の専門書をはじめて執筆・プロデュースし、ブームの先駆けとなった。

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