【シンザン記念】伝説の始まりを予感させる一戦

2020年01月11日(土) 19:01

近年は春のマイルGIへの前哨戦傾向

 至宝と称えられるシンザン(1964年の3冠馬)の名を伝える今年54回の「シンザン記念」には、1968年第2回の出走馬に「タニノハローモア(日本ダービー馬)と、マーチス(皐月賞馬)」が含まれた。第4回の出走馬には「ダテテンリュウ(菊花賞馬)」がいた。みんなバリバリ出走する時代だった。

 だが、時期は1月、コースは京都1600m。非常に難しい位置にあるため、「シンザン記念の勝ち馬」は2002年のタニノギムレットが日本ダービーを勝つまで、35年間もクラシック馬にはなれなかった。

 しかし、時代の変遷とともに、クラシックを狙う馬の日程は大きく変わった。・・・

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柏木集保

1948年、長野県出身、早稲田大卒。1973年に日刊競馬に入社。UHFテレビ競馬中継解説者時代から、長年に渡って独自のスタンスと多様な角度からレースを推理し、競馬を語り続ける。netkeiba.com、競馬総合チャンネルでは、土曜メインレース展望(金曜18時)、日曜メインレース展望(土曜18時)、重賞レース回顧(月曜18時)の執筆を担当。

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