2020年01月21日(火) 18:03
▲ハンメルフェストとニホンピロスクーロのについて、レースを振り返るとともに語ってくださいました
今週の『太論』は、ハンメルフェストとニホンピロスクーロのレース回顧です。どちらもデビュー前から期待していた馬ですが、ここまでもう一歩のところで勝利には届かず…。1月2週目のレースを中心に振り返りながら、それぞれに感じる課題と伸びしろを語ってくれました。(取材・文:不破由妃子)
──今回はレース回顧です。まずは1月12日の京都1R(3歳未勝利・ダ1900m)のハンメルフェストから。
小牧 あぁ、勝てると思ってたんやけどねぇ(1番人気3着)。今年の初勝利はこの馬かなぁと思って楽しみにしていたんやけど…。最後のもうひと伸びが利かなかったね。ちょっと外枠が響いたかな(8枠15番)。外々を回る展開になってしまったから。
──デビューから5戦、真ん中より外目の枠が多いですよね。
小牧 多いねぇ(苦笑)。ホントはもう少し脚をタメたいんやけど…。
──540キロを超える大型馬で、フットワークも大きいですから、内は内で難しさがあるのでは?
小牧 そうやね。だから極端な内もどうかと思うんやけど、とはいえ最後のひと脚を残しておいたほうがいいんかなぁと思ったり。外だとダラーっとなってしまうからね。
──ダートに替わってからの3戦は、途中から徐々にポジションを上げていく競馬ですが・・・
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小牧太
1967年9月7日、鹿児島県生まれ。1985年に公営・園田競馬でデビュー。名伯楽・曾和直榮調教師の元で腕を磨き、10度の兵庫リーディングと2度の全国リーディングを獲得。2004年にJRAに移籍。2008年には桜花賞をレジネッタで制し悲願のGI制覇を遂げた。その後もローズキングダムとのコンビで朝日杯FSを制するなど、今や大舞台には欠かせないジョッキーとして活躍中。
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