【シルクロードS】京都芝内1200でモノを言うのは ボールドルーラークロスの軽い小脚

2020年01月26日(日) 18:00

京都芝1200は内回りだから、京阪杯連覇のネロ(ボールドルーラー6・7×5)、シルクロードS2年連続2着のセイウンコウセイ(母ボールドルーラー5×5)、昨秋の京阪杯勝ち馬のライトオンキュー(ボールドルーラー6・7×7)、淀短距離Sに勝ち京阪杯2着のナインテイルズ(ボールドルーラー6×6)など、ボールドルーラーのクロスを持つ小脚使いが好走する。取り上げた4頭ではエイティーンガールとレッドアンシェルがボールドルーラーのクロスを持つ。(解説:望田潤)

エイティーンガール

 母母センターライジングは現フローラS勝ち馬。その母ダイナオレンジは新潟記念勝ち馬で子孫にダイワリベラルなど。ヨハネスブルグ×アグネスタキオンはテンクウやジャカランダシティなどと同じで、JRA出走18頭中12頭が勝ち馬とよく走っている。+20キロで復帰した昨秋からパワーアップ歴然で、トントン拍子でオープン入り。時計がかかる馬場はプラスだからここでもやれそうだ。

距離◎ スピード○ 底力○ コース○

ジョイフル

 ハネムーンH(米G2・芝9F)勝ちマイジジやカラビナの甥。母父ストリートクライはドバイワールドC勝ち馬でテリトーリアルやストロングバローズなどの母父。そこにキングズベストが配されて、ミスタープロスペクター3×4やヌレイエフ≒サドラーズウェルズ4×3など強力な父母相似配合になった。ベストは1400に見えるので、1200だと前走のように少し時計がかかる決着が希望。

距離○ スピード○ 底力◎ コース○

ディアンドル

 シェーンヴァルトやダークエンジェルの姪で、母母シェーンクライト(フェニックス賞)は・・・

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望田潤

競馬ライター。血統評論家。育成牧場従業員を経て競馬通信社編集部に在籍、そこで笠雄二郎著「日本サラブレッド配合史」の影響を強く受ける。サイト「血統屋」「競馬道ONLINE」月刊誌「サラブレ」「ECLIPSE」などで血統に関するコラムや予想を執筆中。共著「パーフェクト種牡馬辞典2018-2019」も好評発売中で、馬主・生産者の配合アドバイザーも務める。ブログ「血は水よりも濃し」http://blog.goo.ne.jp/nas-quillo

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