2020年02月08日(土) 18:00
先週2日の東京「根岸ステークス」は、関東圏の重賞なのに全出走馬16頭が関西の所属馬だった。今週の「東京新聞杯」は、全出走馬16頭のジョッキーが前走と乗り替わりという特異な組み合わせになった(うち9頭がテン乗り)。
乗り替わりにはさまざまな理由があり、主戦騎手に戻ったケースもあれば、鞍上強化を図った場合も、やむを得ない場合もある。今回は、3場同時開催時のGIIIゆえに生じた珍しい「全馬乗り替わり」だが、プラスの可能性が大きいと考えられる場合は重要な検討要素に加えたい。
5歳牡馬レッドヴェイロン=ルメールのコンビは【3-1-0-0】。同馬にもっとも多く騎乗しているのがC.ルメールなので、これは主戦に戻ったケース。少なくともマイナスはない。
そのレッドヴェイロンの・・・
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柏木集保
1948年、長野県出身、早稲田大卒。1973年に日刊競馬に入社。UHFテレビ競馬中継解説者時代から、長年に渡って独自のスタンスと多様な角度からレースを推理し、競馬を語り続ける。netkeiba.com、競馬総合チャンネルでは、土曜メインレース展望(金曜18時)、日曜メインレース展望(土曜18時)、重賞レース回顧(月曜18時)の執筆を担当。
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